本年5月1日から、「平成」から「令和」に改元された。本サイトは、今月で開設2周年を迎えた。
 1周年においては、開設の目的と掲載内容を中心に述べた。今回は、過去2年間を振り返って、本サイトの訪問者と閲覧ページについて現状を述べる。
 アクセスログ分析は、ログ分析プログラム(AWStats)による解析データに基づいて、訪問者およびその閲覧内容について、集計を行った。

1.訪問者数の推移

開設後の訪問者数を月別に集計した結果を図1に示す。
 開設後の1年4月間は、訪問者数は増加し続けたが、これ以後はユニーク訪問者はほぼ一定数を保っている。訪問者数は、微増の傾向にあるように見える。
 直近における毎月のユニーク訪問者は9,000人前後、訪問者数が16,000~18,000人となっている。

visitors_past-two-years
図1 サイト開設後の訪問者数の月別推移

2.本サイトへの接続元

 直近月の本サイトへの接続元を集計した結果を表1に示す。閲覧ページの62%は、訪問者所有の端末(PC・スマートフォン・タブレットなど)に登録のブックマークから直接アクセスしている。参考までに、閲覧者が利用している端末のOSおよびプウザの統計値を表2に示す。
 開設直後の1年間は、検索エンジン(Google、Yahooなど)からのアクセスが約80%であったが、最近は23%までに割合が減少している。なお、アクセス数が増加しているので、検索エンジン経由の件数そのものは増加している。
 おそらく、同一所属先の同僚などからの紹介やリピーターが多数を占めているものと思われる。
 なお、検索エンジンを利用する場合、当初には、「水浄化フォーラム」と「項目」を入力して検索すると、本サイトの当該ページが表示されていた。最近では、「項目」だけで、上位数ページ以内に表示されるようになった。また、画像検索でも、各項目ごとに数件の本サイトの関連図表が表示されている。

表1 本サイトへの接続元(2019年4月分)
connecting-site

表2 訪問者が利用したOSおよびプラウザ(2019年4月分)
os_browser

3.訪問者の所属先

 訪問者の大多数は、個人または所属先等が契約している外部サーバー経由でアクセスしており、それらの訪問者の職業・業種等の解析は容易でない。そこで、co.jp、or.jp、go.jp、lg.jp、ac.jpなどの属性ドメインを有し、所属先が独自に設置(外部委託を含む)しているサーバー経由の訪問者についてのみ、ログ解析を行った。
 訪問者の所属先を、① 民間企業(企業)、② 政府・自治体・公益法人(官公法)、③ 大学・学校(大学等)に分類して集計した。
 2018年1月~2018年12月までの1年間の訪問者の所属先について、各月ごとに集計した。同じ所属先の複数人が何回訪問しても、その月の訪問団体数は「1」とした。月が変われば、「1」とカウントされるので、延べ数となる。集計結果を表3に示す。
 分類ごとに集計した所属先数および閲覧ページ数の月別推移を、それぞれ、図2および図3に示す。
 所属先数は、いすれの分類においても、3月期は最小値を示している。企業では8月に最大値となっている。大学等では7月に最大値を示し、10月~1月に台形状の極大値を示している。大学では、多くの大学・大学院が前期末の試験やレポート提出の期間となっている。10月~1月は卒業・修士論文などのまとめに忙しい時期である。官公法では、3月と8月に極小値が見られる。
 閲覧ページ数は、企業と大学等で10月~11月に最大値を示し、官公法では4月と12月に極大値を示している。

表3 訪問者の所属先と閲覧ページ数
visitor-job_access-page_table
月別の所属先数の総計(2018年1月~12月)
平均ページ数:1回の訪問時における閲覧ページ数の平均値

visitor-job
図2 訪問者の所属先数の月別推移

visitor-job_access-page
図3 所属別の閲覧ページ数の月別推移

4.海外からの訪問者

 海外からの閲覧ページ数を直近半年間について、表3に示す。ブラジルが1位で、ドイツ、アイルランド、・・・・、と続いている。この期間中の閲覧者の国数は「87」で、閲覧ページ数は総計3,887となっている。
 これらの集計値について、様々な背景や理由が挙げられるが、コメントは省略する。

表4 海外からの上位国別の閲覧ページ数
(2018/11~2019/4の集計値)
visitor-foreign-countries
arpa: Advanced Research Projects Agency NETwork

5.上位閲覧ページ

 直近半年間の閲覧者の多い上位ページの一覧を表4に示す。
 直近半年間にアクセスされた総ページ数は162,908で、「浄化槽―仕組み」が25,602(総ページ数に対する割合:15.7%)で、圧倒的なアクセス数となっており、「浄化槽の構造や機能」への関心が高いことがわかる。なお、浄化槽に関しては、他に、① 歴史、② 設置状況、③ 法令・基準、④ 維持管理、⑥ 法定検査などのページを掲載しているが、④維持管理に関するページの閲覧数が2位(浄化槽関係ページ内)となっている。
表5から読み取れるように、水浄化に関する基礎科学や浄化技術の基本技術に対する関心が高い。11位の「硝化反応」は、掲載ページの中で最も短文であるが、アクセス数が高いことも特記すべきことである。
表5に示す各ページについて、直近半年間の訪問者数の月別推移を図4に示す。多くの項目が月別推移に大きな変化は認められないが、(1) 浄化槽-仕組みおよび (2) トップページの2項目が増加の傾向にある。
<多数ファイルから構成されるページ>
 ① 機器分析、② 化学計測、③ 無機材料は一群のPowerPointファイル(ダウンロード:pdf変換ファイル)から構成されている。内容が類似している簡易分析は1ページで構成されているが、比較のために、上記ページの訪問者数(ダウンロード回数)とともに、図5に示した。
 これらのページの閲覧者は、表5・図4に示す10位前後のページの訪問者数と同じレベルである。
 各ページの構成ファイルのダウンロード数は、均等ではなく、ある特定のファイルに集中している。具体的には、① 機器分析では、原子吸光分析、吸光光度分析、X線分析、② 化学計測では、pHセンサー、吸光分析、バイオセンサー、③ 無機材料では、誘電体・圧電体、単結晶の育成が突出している。

表5 上位閲覧ページの一覧(過去6ヶ月の訪問者数)
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graph-best-access-pages_past-half-year
図4 上位閲覧ページの訪問者数の月別推移

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図5 PowerPoint表示による月別閲覧ページ数の推移
構成内容:無機材料-19ページ、機器分析-27ページ、化学計測-15ページ
ただし、簡易分析(現場での簡易分析-15項目)は全項目を1ページで構成

6.今後の掲載計画

 以上、述べたように、本サイトの訪問者の興味の中心として、水浄化に関わる基礎科学・工学、要素技術の仕組みと機能、浄化装置・設備の維持管理(分析・計測技術を含む)などが読み取れる。
 用水・排水の産業別処理技術などの具体的なページについては、未掲載なものが大多数である。用水・排水の実際の浄化工程は複雑な構成となっているが、いずれも、基本要素技術の集積である。
 今後は、環境材料なども含めた要素技術の充実を図りながら、産業別・業種別の具体的な浄化技術を、順次、掲載する計画である。


執筆日:2018年05月3~4日