環境技術学会・連携サイト

MENU

水処理の計画

水処理を計画する場合の大まかな手順を図1に示して説明する。まず、上水・下水等では沈砂池で砂を除去し、スクリーンで夾雑物を除去する。次に。水中の固形分を分離除去する。固形分が粗大粒子である場合には、沈降分離あるいは浮上分離を採用する。溶解性物質が特殊な物質には膜分離を適用するが、通常、生分解性であるかどうかにより、処理法が異なる。生分解性物質の場合には、汚濁物質の濃度は高い排水(BODおよそ1,000mg/L以上)には嫌気性生物法が採用され、濃度が低い排水には好気性生物法が採用される。嫌気性生物法では目標の水質が達成されないことが多く、後段に好気性生物法を採用することが多い。汚濁物質が、難生分解性の場合には、酸化、吸着、不溶性塩などの物理化学あるいは化学法により除去する。また、有機化合物の場合には高温高圧水やオゾンにより易生分解性中間体へ改質して生物処理する方法もある。一般に、処理コストは固液分離、生物処理、物理化学処理の順に高くなるので、この順に従って、処理計画を立てるのが一般的な手順である。

proc_procedure
図1 水中の汚濁物質の処理手順


掲載日:2017年05月13日
更新日:2017年10月16日

PAGETOP
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.