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固液分離-夾雑物・粗大固形物

村上定瞭(水浄化フォーラム)

用水や汚水の浄化においては、それらの原水中には異物(夾雑物)固形物浮遊物および溶解物など、様々な形態の物質が含まれている。
水浄化では、物理・化学・生物などの技術が組み合わされて、目的とする用途別の水質が得られる。異物・固形物(油脂類を含む)は、送液装置などの障害となったり、後段の処理に対して悪影響を及ぼす。異物・固形物は、一般的には、水浄化工程では初段において、機械的・物理的な方法を用いて分離・除去される。また、後段の化学あるいは生物など浄化工程では、原水中の溶解性物質がそれぞれ無機性あるいは生物性の固形物質に変換され、これらを分離・除去する工程が設置される。なお、水浄化における溶解性物質とは、電解質が水に溶解した状態の物質のみでなく、一般の水質分析に用いられるろ紙を通過できる固形物質も溶解性として扱っている。
図1に固形物質の粒子径と固液分離技術を示す。一連の本解説では、異物・固形物および浮遊物質の分離・除去に関する技術について解説する。
なお、余談であるが、編集者は、水浄化に関する基礎的および実用的な研究・技術開発の経験がある。しかし、室内実験では、模擬汚水や工場から提供汚水であり、具体的な用水・排水の設備・施設に比べて、極めて小規模な装置・設備であった。また、下水処理施設などでの現場実験では、固液分離などの初段工程後からの処理水や引抜汚泥などを用いたものであった。
したがって、異物・固形物の分離・除去に関する実践的な運転・操作の経験がないので、間違った内容や記述があると思われるので、その場合には閲覧者からのご指摘をお願いしたい。

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図1 固形物の粒子径と固液分離技術

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